さくらのレンタルサーバーで独自ドメインを利用する場合、推奨される設定では、ドメインのネームサーバーをさくらのものに振り向け、そちらに完全に管理させるようになっています。しかし、DNSレコードを編集することができないため、自由度が低くなってしまいます。
本記事では、さくらのレンタルサーバーとお名前.comを組み合わせて利用する方法を紹介します。
コンテンツ
何ができるか
さくらのレンタルサーバーのネームサーバーを利用した場合、ドメインの利用範囲は、同サービスのWebサイトとメールに限られてしまいます。
しかし、外部のDNSサーバーを利用するようにすれば、DNSレコードを編集して、Webサイトとメールでそれぞれ別々のサービスを利用したり、サブドメインごとに別々のサービスを利用できるようになります。
さくらのレンタルサーバーのIPアドレスの確認
さくらのレンタルサーバーのコントロールパネルへ入り、「サーバ情報とパスワード」→「サーバ情報の表示」→「サーバに関する情報」へと進みます。ここで、サーバーのIPアドレスが確認できるので、メモしておきます。
お名前.comの設定
次に、お名前.comへログインします。「ドメイン設定」→「ネームサーバーの設定」→「DNS関連機能の設定」→「DNSレコード設定を利用する」へ進むと、DNSレコードの編集が行なえます。もし、ドメインのネームサーバーがお名前.comのものに設定されていない場合は、レコードの送信と同時に、ネームサーバーの再設定も行うことができます。
まとめ
せっかく取得した独自ドメインですので、単にレンタルサーバー業者にまかせてホームページを公開するというだけではなく、もっと幅広い活用をしたいものです。管理は若干面倒になりますが、その価値はあると思います。