オンラインストレージを利用しよう!

データの保存ややりとりに困ったことはありませんか?
オンラインストレージ(あるいはオンラインクラウドストレージ)と呼ばれるサービスは、ユーザーのためのデータ保存領域をインターネット上に用意してくれるサービスです。これを活用すると、データの保存ややりとりがぐっと便利になります。

本記事では、そんなオンラインストレージの使い方を紹介します。

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主要なサービス

大手が提供しているサービスには、次のようなものがあります。

基本的な使い方

PCやスマートフォンに用意された専用アプリ、あるいはWebブラウザで自分のアカウントへアクセスし、ファイルを読み書きするのが、基本的な使い方です。それぞれの利用手段で、同じデータへアクセスできます。

スマートフォンで活用する

スマートフォンに専用のアプリをインストールすると、スマートフォンからデータへアクセスできるようになります。必要なファイルを選択してスマートフォンへダウンロード、あるいはスマートフォンのファイルをアップロードできます。ファイルの名前変更や削除も可能です。

スマートフォンの写真を自動転送する

専用のスマートフォンアプリに、撮影した写真を自動でアップロードする機能がある場合があります。この機能を使うと、写真を撮影したらただちに、その写真のファイルがストレージに追加されるようになります。他のデバイスから写真へアクセスするのが楽になります。

パソコンで活用する

パソコンへ専用のアプリケーションをインストールすると、オンラインストレージのデータをパソコンと同期できるようになります。パソコンで作成したドキュメントを指定の場所へ保存すれば、自動でオンラインストレージへもアップロードされるというわけです。

パソコンとスマートフォンでファイルをやりとりする

様々な利用手段で同じデータへアクセスできることを活用して、パソコンからスマートフォン、あるいはその逆方向のファイルのやりとりにも利用できます。
パソコンのワープロソフトで長文を作成してそれをスマートフォンでダウンロード、スマートフォン上で閲覧することや、スマートフォンで写真を撮影したものをパソコンで開いて編集する、などができます。

外出先で利用する

オンラインストレージへは専用のアプリだけではなく、Webブラウザーからログインして利用することもできます。
外出先のパソコンでデータを取り出したい場合は、アプリをインストールするまでもなく、ブラウザーを開いてログインし、データをダウンロードすれば良いのです。

容量を追加する

多くのサービスでは、無料でも 5 ~ 15 GB くらいの容量が割り当てられ、有料で容量を追加できるようになっています。
もっと多くのデータを保存・共有したい場合にも拡張が可能です。
価格の例は次のとおりです。(記事執筆時点の価格です。)

  • Dropbox: 1TB を年額 12,960 円
  • OneDrive: 50GB を年額換算 2,040 円(月額 170 円)。1TB を年額 12,744 円(Office 365 Solo とセット)。
  • Googleドライブ: 100GB を年額 2,500 円。1TB を年額 13,000 円。

ファイルを他人とやりとりする

保存したファイルは自分だけではなく、他の人にも渡すことができます。公開用のURLを生成し、それを教えてあげることで、オンラインストレージに保存したファイルを他人が直接開けるようになります。メールには添付しきれないような大きいファイルのやり取りに便利でしょう。
なお、公開用URLさえ教えなければ、第三者にファイルが閲覧されるようなことはないので安心です。

まとめ

オンラインストレージは、一度使い込むと手放せなくなるほど便利なサービスです。実用的な面もさることながら、ファイルが常に同期されていることへの安心感もあります。まだ使っていない方は、ぜひ利用して、デジタルライフをさらに便利にしてほしいと思います。

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